2007/07/01 SUN.
7月5日に発売のダカフェ日記です。
ママの還暦祝いとして最高のプレゼントかも・・・うふふ
今日から7月です。
そして、明後日にはママは60歳のお誕生日を迎えます。
還暦ですよ・・・気分的にはとても信じられないけれど、身体的にはアチコチが傷み出し
ガタが来始めましたから、やっぱり60年の歳月は間違いない年月だったんですね。(笑)
10年くらい前に、本の映画紹介を読んで以来、ずーーっと探していた
ヴァージニア・ウルフの 『ダロウェイ夫人』(1925)という映画を先日、BS2で見ました。
還暦を前にまるで神様からのプレゼントのようでした。(笑)
アガサ・クリスティ作のミス・マープルなど、ママの好きなこの時代の6月の緑豊かなロンドンの素晴らしさ
を堪能出来ました。
そして、ダロウェイ夫人の現在と過去を行き来するあらすじの中、若く輝く瞬間は無常に流れていき、人生の果てには必然的に老いが訪れたとしても、
それはそれなりの尊厳がありうることを受け入れようとする彼女のことが淡々と語られていました。
モチ、あんな上流階級の豊かな人生とママの人生は雲泥の差なんですが、老いて行く女性の
気持ちの揺れがよく描けていて、とても良かったです。
先日読んだ本に、あのドフトエフスキーなどについての著書などのある小林秀雄の講演で
語られた言葉が書いてありました。
自分は来年還暦を迎えるが、年齢に見合った思想というものを切に考える。
若者には若者らしい思想があるように、老人には老人らしい思想があるべきであり、
老人が若者に媚びたようなものの考え方をして、あの人は若いなどと言われるような老人の
存在では意味がないではないか。還暦を迎え、赤い頭巾を贈られたなら、赤い頭巾に似合う
ものの考え方をしたらいいではないか。
(小林秀雄講演の「現代思想について」より 昭和36年 於 長崎雲仙)
そして、東洋における「ご隠居さん」と西洋における
「カントリー・ジェントルマン」を対比していました。
以下要約です。(「白洲次郎のこと」より)
日本の横町のご隠居さんは、日頃はくまさんや八ちゃんに小言幸兵衛として煙たがられ、
馬鹿にされていても、皆が
困った時はご隠居さんの所に、その知恵を借りに行く・・・しかし、自らは出ては行こうとしない存在。
一方の英国式の教養を身につけたカントリー・ジェントルマン(一線を退いて地方の領地で暮らすので「田舎紳士」と訳す)は
、現役を退き地方に住んでいても、中央の政治に目を光らせている。遠くから眺めているために、
渦中にある政治家には見えないことがよく分かるので、
いざ鎌倉!という時には、中央に出て行って、彼らの姿勢を正す隠然たる力を蓄えている存在らしい。
英国式のカントリージェントルマンという興味深い存在も日本では政治が貧困だから、直ちに
通用しない・・・
と書いてありました。(笑)
ママは英国式の教養もなく、中央に出て行くなんて大それたこともできないから、
やっぱり横町のご隠居さんタイプなのかしら?アハハ
でもねぇ・・・毎朝、ちゃんと新聞に目を通し、ネットを駆使し、テレビを見て、
良い本をたくさん読み、
ちゃんと自分の頭で考えて自分の意見を持ち、キチンと社会の動きを見張っていようとは
思っています。見張るだけですけど・・・(笑)
そして神様から託された自分の役目を大事に果たして行こうと思います。
小林秀雄がこれを語られた頃はママが中学生でした。その当時、還暦に赤い頭巾と赤いちゃんちゃんこを
贈られる方々は、それがとてもよく似合ってあるように見受けられました。
少なくとも、今のママの心境では「あら・・・もう還暦なの?」って、赤い頭巾をかむるには
ほど遠い気分なんですよ。これはたぶんその当時の方々の方がずーーっと精神的に成熟されていた
せいだと思いました。ママも含めて、団塊の世代は覚悟が足りませんねぇ・・・。(笑)
身体的には油が切れ始め、あちこちギクシャクする関節とか・・・還暦と言われるのに充分なママ、でも・・・老人としての覚悟が
イマイチ足りないのですよね。アハハ
まっ、これが明後日に還暦を迎えるにあたってのママの思いです!!
これからも、末永く、ママと仲良くして下さいませね・・・・
書店からの予約用チラシ⇒
書名:ダカフェ日記
著者:森 友治
7月5日(木)発売
定価2,310円(税込)
ISBN978-4-8342-5137-1
四六判変型ハードカバー(18.2×14.8×2cm)
224ページ(オールカラー)
発行/ホーム社 発売/集英社
ママの還暦祝いに遅れること2日、7月の5日の発売となった
ユウジのダカフェ日記のことも、
記念としてここに書いておきましょう!(笑)
ママやパパにはとても嬉しい海チャンや
空君、ユウジとだぁちゃんの記録で、超個人的な日記なのですが、編集者のサカイさんはじめ
多くの方々から出版を勧められて、やっとユウジがゴーサインを出しました。(笑)
出版が決まってからは、サカイさんは何度も遠い久留米まで足を運ばれ、愚息を支えて下さり、出版社はじめ
皆様のご協力で、こうしてステキなご本となったのです。
母として、ホントに心から感謝しています。
ありがとうございました!
ネットでの予約や書店での予約をして下さった方々からメールを頂いたりすると、
ユウジ本人同様、小心者のママは「売れんかったらどうすると?」と、ドキドキしていたので
とても嬉しく思いました。
ホント、超個人的な写真ばかりなんですが・・・良かったらお買い求め下さいませ!
布張りの装丁もレイアウトもこだわりやのユウジのことですからリキ入ってますし、お部屋のインテリアグッズにもなりますから・・・(笑)
オマケとして、出版に際しての撮り下ろし写真に、ウィットとユーモアのある文章が定評で
ファンも多いだぁちゃんのコメントが10ページほど付いてます。(オマケページ写真)
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