SOTTO VOCE / JULY 2007 **********************



2007/07/24 TUE.


 パパの初めての入院生活初日!


 先日、パパが「結腸憩室炎」で、生まれて初めての 入院をしました。
そして・・・今日には無事に退院の予定です。当初の10日間入院予定が2日短縮されてパパ嬉しそうでした。 現在まだ夜中なので、今頃は入院生活最後の眠りについてることでしょう!ワハハ

 台風4号が通過した翌日、天神で開催中の「広松木工個展」に出かけたんですが、帰宅後から 調子が悪くなり、微熱が出て・・・
翌日も下腹部の鈍痛と微熱も高めになり「盲腸かもしれん?」と、言い出して夕方、休日診療の ある聖マリア病院に行きました。そしたら、5時間の点滴後、CTスキャンして、虫垂炎ではなく 「憩室炎」と診断され、ホッと安心して帰宅したのが夜中に近かったんです。
 治療はホームドクターの病院でするからと紹介状を書いてもらって来てたので、翌日に いつもの内科に行きました。

 ところが・・・「憩室炎」のこの症状なら入院して、絶食し24時間抗生剤の点滴治療の方が 早く治るし、早めにキチンと治療した方が後々面倒なことにならない・・・と、入院を勧めて 下さり、すぐに大きな病院に入院手続きを取って下さったのです。

 呑気にも歯医者の治療に行った帰りに、内科で2時間点滴して帰宅するつもりだったパパは、 顔も青ざめオロオロした様子。お昼近くに帰って来るかな?と思ってたのに、すぐに帰宅したので、 ママは『これは何かあったな!』とピーーン!(笑)
 「入院することになった!」と気もそぞろなパパに、『あっ、ここはママがしっかりしなくては!』は と、覚悟しました。(笑)
ママは今までにお産も含めると7回程、手術や入院の経験がありますが、パパは皆無(笑)
それでも手術とかでなく、抗生剤を有効に使って治療する為の入院なんだからと、パパを慰めつつ 入院準備をしてるママに対して・・・
 「良かね!もう行くよ!」と言うパパを見て唖然!
なんと、肩にいつも仕事に持って行くカバンを掛けてるだけ!(笑)
「入院に必要なものを持たないで行くつもりなの?」と聞くと、「持った」と言います。 どうもパパの頭の中での入院生活は

  病室のベットの上で、治療をしながら、ゆっくり本を読み
  アイデアスケッチを描き、テレビを見つつ好きな時に昼寝・・・
  仕事関係の本も入れたし、読みかけの文庫も入れたし完璧!!

そんなイメージで捉えてると思われました。(笑)
洗面具に湯のみにコップに歯ブラシや、パジャマや着替えの下着、タオル・・・とかは、 パパの入院生活イメージにないようでした。アハハ
 反対にお財布からクレジットカードなどを「これは持って行かんでよかねぇ・・・」なんて 取り出したりして家の鍵とかまで置いて行くのだと!(笑)『今、それをせんでも・・・』と 頭に着ましたが、案の定、クレジットカードと一緒にその病院の診察カードまで置いて来てました。 もう・・・(涙)

結局、ママなりにパパの支度を追加したんですが・・・
 個室でベットに落ち着いたパパは「入院中はお見舞いやら来んで良いけん!」と、豪語してた癖に 「あっ、電気ひげ剃り忘れた!」から始まり、携帯の充電器に、愛用の目薬などなどと・・・ 「明日来る時に持って来て!」と、のたまう始末(大笑)
そして、やっと家に帰り着いた途端、電話が鳴り「○ップ○レキバンば明日持って来て!」と。 「携帯電話やら入院中使わんよ!」と言ってたのはどなただったのかしら?(笑)
トドメは、翌日の朝8時半・・・やっぱり携帯にて電話を!
「今日来るときに爪切りと綿棒も持って来て!」(爆)

 入院中も仕事??? ⇒  

 付き添って来た妻と息子の
 存在をすっかり忘れてます!(笑)
 


 入院経験者のユウジ
「2日目くらいから退屈するとよ・・・」と教えてましたが、 パパは「なーーん、退屈やらせんくさ!」と。

 初めての入院生活を少しでも快適にとのママの 配慮から、広めの個室にしたので余裕綽々。(爆)
 点滴をしながら、ママやユウジがまだ病室にいるのに、さっそくインテリア雑誌を出して 眺めたり、思いついたアイデアをスケッチブックに描いてたり・・・
 「ああ〜これがパパのイメージした入院生活かも?」とおかしくて・・・アハハ

 絶食治療のパパは別にして、付き添って来たママとユウジは、色んな検査や手続きもあり、 午後の4時になってもお昼ご飯を食べるチャンスがなくてペコペコ。 でも、そんな我々を気遣う余裕はパパになくて、これから始まる入院生活に早く身を置いて 落ち着きたい思いでいっぱいっぱい・・・まっ、いつものことですがね。(笑)

 夕方、海チャンの下校を待って、空君と海チャンを連れただぁちゃんも、心配して病院へ 駆けつけてくれました。
 だぁちゃんからジィージが入院したと聞いた空君は
 「ジィージの痛い痛いのポンポンに、これをペッタンコしてあげる!」と、薬箱から あんぱんまんのバンドエイドを出して、その一枚を握りしめて来ていました。(嬉し涙)
しっかりジィージのお腹にアンパンマンをペッタンコして、空君やっと笑顔に!アハハ
 それまでは病室に入って、ベットで病院支給のパジャマを着て、点滴を受けて横たわってる ジィージに、固まってたんですよ。(笑)
 海チャンや空君にとっては、すごい刺激だったようです!
毎日、2人がお見舞いに行ってくれたからジィージは退屈せずにすみましたよ。ありがとう!


 ジィージの点滴液交換にあわててベットから降りる空君、点滴が恐いんです!(爆)



2007/07/11 WED.


 入谷鬼子母神の朝顔市より届きました!


 九州では大雨が続いています。
ちょっと異常な降り方で、小学1年の時の大水害を思い出したりしますが、あの時は もっと降り続いたような気がして、もっともあの当時は博多にいたので、ここ現地での様子は 知りませんから、ちょっと不安も・・・
 まっ、あれから夜明けダムも出来たし・・・と、不安な時は自らに言い聞かせてます。(笑)
 テレビ映像で筑後川の様子を見て心配してくださった知人や友人、親戚のからの お見舞いのお電話やメールが来て、有り難いです。
 中には「Largoが1日まででアップされてないから・・・大丈夫?」と、心配してくれる 友人もいて・・・「日々の記録はLargoブログで書いてるのよ!」と伝えましたが、 ここだけをブクマクしてくれてる方々の存在に対して申し訳なく思いました。苦笑。


 なので、10日ぶりの更新です!アハハ
 しかし、諸事情により、ブログから一部は抜粋しました。(笑)

 今日から展示会のスタートとなり、今年は広松木工が1ヶ月あまりも天神で個展を開催される ことになり、 パパは、連日、バタバタしています。
お天気が回復すれば良いのですが?

 Top の写真は、いつも楽しみにしているスギオカご夫妻との写真でのお散歩のお土産(笑)
夏の風情たっぷりの入谷の朝顔市から、わざわざ送って下さったものです。その時のお写真を 朝からスギオカ君のサイトとKSQさんのサイトで交互に眺めて、 スギオカ君の超広角レンズ効果もあり、臨場感たっぷりにお二人の後を必死でついて歩き ママまで朝顔市の混雑に押されて歩いた気分(になっていたら、
  ピンポーン♪
な、なんと入谷の朝顔がお玄関に!!(爆)

スギオカご夫妻からのご配慮で、昨日の朝顔が入谷から久留米に届いたんです。もう感謝感激!
これで気分だけでなく、ホントに入谷に行ったみたいですよ。あのお店で買ってもらったし・・・と。(笑)
ためしに朝顔の葉っぱを触ったらジガジガしていて夢ではありませんでした(笑) クリスチャンのママですが、あまりの可愛さに欲しいなあ〜と思ってた鬼子母神の朝顔の御守りまで入れて下さってました。バンザーイ!

 18年もの間ごくろうさん! ⇒  

 電気温水器の湯量表示が
 遂に、残量ご注意に!(涙)
 もらい湯の日々に突入です。
 


 上記した諸事情についてですが・・・

 建築後18年も経った我が家、それなりに細かくメンテナンスをしたり、改装したりはして来ましたが、 電気温水器やトイレ器具などは大事に18年間24時間態勢で駆使(笑)
ママの還暦で身体のガタガタ状態を自覚しつつ大事に生きて行かねば〜と思った矢先に、 電気温水器のエラー表示が点滅、突然のご臨終!(笑)
直ぐにメンテナンスに連絡しましたが、18年も経った部品はすでに製造中止とのことで 新しい電気温水器との入れ替えとなりました。

最後に沸かされたお湯がある間に入れ替え出来れば良かったけど、そうは問屋がおろさず(笑) 土日を挟んだから、更に厳しくなり、ついに残量が僅かに(泣)
その上に、5月の連休くらいからトイレ器具も故障していました。
 なので、故障の具合がひどくならないうちに入れ替えようということになり、 そしたら二階のトイレもとなり、じゃあこの際、洗面台も洗面所やトイレ周りの壁紙も 張り替えようと・・・ってことになりました。
電気温水器は土曜日まで使えない予定でガックリの上に、 一階と二階のトイレ周りとトイレ器具のリフォーム工事が始まるとは!

またしても清水の舞台から飛び降りるママです。ああ〜(涙)

そんな中で・・・
 下の写真は、偵察隊長のちーちゃんが撮ってメールに添付してくれたものです!
パパもユウジも展示会や個展の準備でバタバタなので、 7月5日発売日だったのに本屋さんに様子を見に行くヒマなし(笑)
小心者揃いの我が家は売れるんだろうか?と、ドキドキな日々です。

ママの気持ちを察したちーちゃんが、さっきゆめタウンの紀伊国屋まで偵察に行き、 怪しまれないか心配しつつ、携帯で撮ってメールで様子を知らせてくれました。 平積されてる場所もバッチリだったそうで、何人かが手にとって見てあったそう、 その方々の笑顔をママに見せたかった!とのこと。(嬉し涙)

もう一枚は、大阪の義妹が梅田や京橋や・・・と、色んな本屋さんに偵察に行ってくれて、 知人や親戚にと買ってくれて、売り場の店員さんに許可をもらい撮影してメールに 添付して来てたものです。感謝感激!

幸いにも、先程出版社から連絡があり発売2日目にして増刷が決まったそうで、 もう感謝でいっぱいです。


 本屋さん店頭で平積みされたダカフェ日記
 左・梅田の旭書店にて(義妹撮影)
 右・ゆめタウンの紀伊国屋にて(ちーちゃん撮影)



2007/07/01 SUN.


 7月5日に発売のダカフェ日記です。
 ママの還暦祝いとして最高のプレゼントかも・・・うふふ



 今日から7月です。
そして、明後日にはママは60歳のお誕生日を迎えます。
還暦ですよ・・・気分的にはとても信じられないけれど、身体的にはアチコチが傷み出し ガタが来始めましたから、やっぱり60年の歳月は間違いない年月だったんですね。(笑)

 10年くらい前に、本の映画紹介を読んで以来、ずーーっと探していた ヴァージニア・ウルフの 『ダロウェイ夫人』(1925)という映画を先日、BS2で見ました。 還暦を前にまるで神様からのプレゼントのようでした。(笑)
 アガサ・クリスティ作のミス・マープルなど、ママの好きなこの時代の6月の緑豊かなロンドンの素晴らしさ を堪能出来ました。 そして、ダロウェイ夫人の現在と過去を行き来するあらすじの中、若く輝く瞬間は無常に流れていき、人生の果てには必然的に老いが訪れたとしても、 それはそれなりの尊厳がありうることを受け入れようとする彼女のことが淡々と語られていました。
 モチ、あんな上流階級の豊かな人生とママの人生は雲泥の差なんですが、老いて行く女性の 気持ちの揺れがよく描けていて、とても良かったです。

 先日読んだ本に、あのドフトエフスキーなどについての著書などのある小林秀雄の講演で 語られた言葉が書いてありました。

 自分は来年還暦を迎えるが、年齢に見合った思想というものを切に考える。
若者には若者らしい思想があるように、老人には老人らしい思想があるべきであり、
老人が若者に媚びたようなものの考え方をして、あの人は若いなどと言われるような老人の 存在では意味がないではないか。還暦を迎え、赤い頭巾を贈られたなら、赤い頭巾に似合う ものの考え方をしたらいいではないか。
  (小林秀雄講演の「現代思想について」より 昭和36年 於 長崎雲仙)

 そして、東洋における「ご隠居さん」と西洋における 「カントリー・ジェントルマン」を対比していました。
  以下要約です。(「白洲次郎のこと」より)

 日本の横町のご隠居さんは、日頃はくまさんや八ちゃんに小言幸兵衛として煙たがられ、 馬鹿にされていても、皆が 困った時はご隠居さんの所に、その知恵を借りに行く・・・しかし、自らは出ては行こうとしない存在。
 一方の英国式の教養を身につけたカントリー・ジェントルマン(一線を退いて地方の領地で暮らすので「田舎紳士」と訳す)は 、現役を退き地方に住んでいても、中央の政治に目を光らせている。遠くから眺めているために、 渦中にある政治家には見えないことがよく分かるので、 いざ鎌倉!という時には、中央に出て行って、彼らの姿勢を正す隠然たる力を蓄えている存在らしい。
 英国式のカントリージェントルマンという興味深い存在も日本では政治が貧困だから、直ちに 通用しない・・・


と書いてありました。(笑)
 ママは英国式の教養もなく、中央に出て行くなんて大それたこともできないから、 やっぱり横町のご隠居さんタイプなのかしら?アハハ
 でもねぇ・・・毎朝、ちゃんと新聞に目を通し、ネットを駆使し、テレビを見て、 良い本をたくさん読み、 ちゃんと自分の頭で考えて自分の意見を持ち、キチンと社会の動きを見張っていようとは 思っています。見張るだけですけど・・・(笑)
そして神様から託された自分の役目を大事に果たして行こうと思います。

 小林秀雄がこれを語られた頃はママが中学生でした。その当時、還暦に赤い頭巾と赤いちゃんちゃんこを 贈られる方々は、それがとてもよく似合ってあるように見受けられました。
 少なくとも、今のママの心境では「あら・・・もう還暦なの?」って、赤い頭巾をかむるには ほど遠い気分なんですよ。これはたぶんその当時の方々の方がずーーっと精神的に成熟されていた せいだと思いました。ママも含めて、団塊の世代は覚悟が足りませんねぇ・・・。(笑)
 身体的には油が切れ始め、あちこちギクシャクする関節とか・・・還暦と言われるのに充分なママ、でも・・・老人としての覚悟が イマイチ足りないのですよね。アハハ

  まっ、これが明後日に還暦を迎えるにあたってのママの思いです!!
  これからも、末永く、ママと仲良くして下さいませね・・・・

 書店からの予約用チラシ⇒  

 書名:ダカフェ日記
 著者:森 友治

 7月5日(木)発売
 定価2,310円(税込)
 ISBN978-4-8342-5137-1
 四六判変型ハードカバー(18.2×14.8×2cm)
 224ページ(オールカラー)
 発行/ホーム社 発売/集英社


 ママの還暦祝いに遅れること2日、7月の5日の発売となった ユウジのダカフェ日記のことも、 記念としてここに書いておきましょう!(笑)

 ママやパパにはとても嬉しい海チャンや 空君、ユウジとだぁちゃんの記録で、超個人的な日記なのですが、編集者のサカイさんはじめ 多くの方々から出版を勧められて、やっとユウジがゴーサインを出しました。(笑)

 出版が決まってからは、サカイさんは何度も遠い久留米まで足を運ばれ、愚息を支えて下さり、出版社はじめ 皆様のご協力で、こうしてステキなご本となったのです。
 母として、ホントに心から感謝しています。  ありがとうございました!

 ネットでの予約や書店での予約をして下さった方々からメールを頂いたりすると、 ユウジ本人同様、小心者のママは「売れんかったらどうすると?」と、ドキドキしていたので とても嬉しく思いました。
 ホント、超個人的な写真ばかりなんですが・・・良かったらお買い求め下さいませ!
布張りの装丁もレイアウトもこだわりやのユウジのことですからリキ入ってますし、お部屋のインテリアグッズにもなりますから・・・(笑)


 オマケとして、出版に際しての撮り下ろし写真に、ウィットとユーモアのある文章が定評で
 ファンも多いだぁちゃんのコメントが10ページほど付いてます。(オマケページ写真)